楽しいカーライフを満喫するために必要な知識!

楽しいカーライフを満喫するために必要な知識!では楽しく車と付き合うことができるように色々とお伝えしていこうと思います。

クルマの寿命は どのように判断したらいいのでしょうか?

 

【買い取り価格以上の修理代が掛かるようなら手放す時期!】

仕事柄、「クルマの寿命はどのくらいなのでしょうか?」という質問をよく受ける。しかし答えは非常に難しい。壊れたり、摩耗したパーッを交換していけば、クルマは半永久的に使えるからだ(クラッシュなどで致命的な損傷を与えてしまったり、修理不可能な場合は除く)。

 

けれども、この答えじゃ全く参考にならないと思うので、以下のように考えてみた。一般的に考える「クルマの寿命」は、クルマの価値に対して見合わない修理代がかかってしまうようになった場合だと考えればよかろう。具体的な例を挙げて説明しよう。

8年前の4ドアセダンに乗っている人がいる。2年前に30万円で買ったものだという。気に入って乗っていたのだけれど走行距離が15万kmを超え、AT (オートマ)の調子が悪くなってきた。修理屋さんに持って行くと、すぐに分解修理しなければならないという。工賃は約20万円とのこと」・・・。

 

 こういう場合、クルマの「価値」(換金した時の金額)は基本的にゼロ。よほど人気のあるクルマを除けば、8年経つと査定が出ない。そのクルマに20万円も使うのはもったいない、ということになる。加えて古いクルマの場合、他の部分も近いうちに寿命を迎える可能性が高い(例えば発電機やエアコンなど)。

 

したがって、もう寿命と考え、買い替えをすすめることになる。面白いことに「古い車で大きな修理代がかかるから乗り換えましょう」ということには必ずしもならないケースもある。わかりやすいところだと、イタリアのフェラーリタイミングベルトという定期的な交換を必要とするパーツ、フェラーリの場合、交換には40万円ほどかかる。

 

普通に見れば40万円というのは大きな修理代だが、10年ほど前のモデルであるフェラーリ348でもよほど程度が悪くない限り、買おうとすれば500万円以上してしまう。迷うことなく「直して乗る価値はある」。

 

「絶対乗り換えるべき」とアドバイスするケースもぁる。サビだ。雪国、海の近くで使われていたクルマによく見られる状況“ サビの出たクルマで一番問題となるのは、事故に遭った場合。鉄板の強度が落ちているので、比較的小さな事故でも大きなダメージ(車体だけでなく乗っている人も含む)を受けてしまう可能性大。

 

サビの出ているクルマは査定としてもゼロだし、直しても次から次へと発生してしまうので、よほど愛着や価値のあるクルマ以外は乗り換えるべきだ。このように、クルマの寿命というのは、ケースバイケースで考えてもらえればいいと思う。

 といつたことをふまえ、「えいやっ」で寿命を書くと、大きなトラブルなしで乗れるのは10年/15万km(先に達した方が基準)。丁寧に乗れば12年/ 18万km。15年/ 20万血になると、そろそろ引退というイメージだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛車買取高額査定