楽しいカーライフを満喫するために必要な知識!

楽しいカーライフを満喫するために必要な知識!では楽しく車と付き合うことができるように色々とお伝えしていこうと思います。

先が見えない交差点やT字路 事故にならない進入の仕方

見通しの悪い所では自車の存在をアピールする事で危険を回避しましょう!】

 

ボンネット全てを交差する道路に出さないと、日視確認出来ないような交差点やT字路は(雪のカベのある交差点も含む)、事故のデパートみたいなもの。本当に様々なタイプの事故が発生する。


仮免許試験の如く、

①左右確認出来ない場所にある停止線で完全停止し、

②さらに目視可能なところまで行って停止。

③左右の安全を確認してから通過。そんなことを実行しようものなら大いに危険。

 

②の段階で、交差する道路を走ってくるクルマや自転車と衝突してしまう。
もちろん左右確認することは必要。しかし見通しの悪い交差点では、自分だけで安全を確認することが出来ない。となれば自分の存在を周囲に知らせることで安全確保するしかなかろう。
勘違いしないで欲しいが、自分の存在を周囲に知らせるといってもクラクションを鳴らすわけではない。音楽をガンガンに流して存在を知らせるなどは論外。

 

どうするのか? 見通しの悪い交差点にさしかかつたら、

①まず交差点の前でいったん停止し、

②その後クルマの〃鼻先″だけちょっと前へ出して一呼吸待つ。横から来るクルマに少し見える程度がよい。そうすれば周囲のクルマから「あ、あそこからクルマが出ようとしているな」と認識してもらえるはず。

③その後少しずつ前進しよう。他のクルマは「出てくるなぁ」と思い、注意を払って
くれるだろうし、もし危険ならクラクションを鳴らしてくれる。
ダメなケースは、鼻先を出した後、長い時間停止してしまうこと。これだと他の車両から「待っている」と判断されてしまう。動き出した途端、「ドン!」だ。


いずれにしろ、交差する道が完全に見えないような交差点で左右を目視確認するには、フロント部分をほとんど全て交差点内に出さなければならない。待っていたらいつまで経っても走れなさらに念を入れるなら、窓を開けて音に注意すればいい。近くにクルマがいれば音が聞こえるかもしれないし、自転車だって走行音を出す。ォーディォのボリュームを下げ、窓を開けて周囲の音に耳を傾けてみよう。


見通しの悪い交差点は住宅街に多い。となれば、特に自転車や歩行者に注意したい。クルマ対クルマの事故ならまだ死亡する可能性は少ないが(見通しの悪い交差点ならそれほどスピードは出ていない)、クルマ対歩行者だと死亡事故になってしまぅ可能性が大いにある。事故になった場合、自転車の安全確認に問題があってもどうしてもクルマの過失割合が大きくなってしまうし、精神的ショックも大きい。


ちなみに、見通しの悪い交差点で特に注意して欲しぃのは昼間だ。夜ならヘッドライトにより自車の存在を知らせることが出来るためまだ安全。それに比べて昼間は、ボンネットの先をジワジワ出すしか方法がない。夕暮れ時には早めのライト点灯をすることも忘れずに。