楽しいカーライフを満喫するために必要な知識!

楽しいカーライフを満喫するために必要な知識!では楽しく車と付き合うことができるように色々とお伝えしていこうと思います。

前から大きな物が飛んできた さてどうする?

【突然の状況でもパニックにならずに済む方法】

風に乗って飛んでくる大きめの飛散物に出会って、ヒヤッとしたことはないだろうか。実際、トラックの横転事故の原因は、ビニールシートを避けたり、逆に避けずに通過してドライブシャフトに絡みついたりして発生するケースが少なくない。

 

こういった飛散物は突然現れるため、当然パニックになり大きな事故となつてしまう。風の強い日の道路には様々なモノが突如飛び出してくる。何か対策はないだろうか。
飛散物を発見した際、「考える時間」があれば基本的に大文夫である。例えば、前方からトラックの荷台にかぶせる幌が飛んできたとしよう。この時「あ、何か飛んでた!」と考えられる距離なら安全。

 

考える時間があれば、次の行動を判断する時間もある。何とか危険は回避出来るはずだ。ちなみに基本は「避ける」こと。問題は考える時間すらない、極めて短い時間し
か与えられない時である。

 

こんなケースだと、人間は考えずに行動する。日の前に突然何か出てきたら、それを避けるべくハンドルを切るだろうし、急ブレーキを掛けるだろう。周囲の状況などを考える余裕もない。

 

Flドライバーだつて対応出来ないという。こういつた場合に事故が起きるのである。となれば対策は1つ。飛散物を安全に避けるためには「余裕」を作ること。
「余裕」は「距離」と考えればいい。先行車が何か大きいものを積んでいたら、いつもよりさらに大きく車間を取る。

 

風の強い日など道路上に色々なモノが落ちていれば、いつもより低速で走る、等々だ。そうして飛散物を発見してからの「考える時間」を稼ぐのだ。しかし、避けられないタイミングでモノが飛んでくることもある。その場合はもう「なすがまま」にするしかない。物理的に避けることは不可能だから仕方がない。無理に回避しようとして事故になるよリマシ。それより飛散物を巻き込んだ後に注意すべき。トラックや後輪駆動車なら
ドライブシヤフトに巻き付いてホイールがロツクしたり、排気管と接触したままだと火災につながることもある。


ビニール系の飛散物は、必ず後方をチエツク。視認出来れば「危機は去った」と考えていい。後方に見えない場合、一スンエーターやエンジン下部、排気系に絡んでいるケースを想定しよう。速やかに安全な場所でクルマの確認を行うこと。高速道路ならSAやPA、IC、著しい心配があれば、緊急避難ということで、バス停などを使えばいい。高速道路の本線の路肩には、絶対に停まらないように。